終点

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話数単位で選ぶ、2023年TVアニメ10選

今年もやっていきたいと思います。

多くは語らねえ。

 

■「話数単位で選ぶ、2023年TVアニメ10選」ルール
・2023年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。

企画元:https://aninado.com/archives/2023/12/10/1047/

 

 

 

 

■もういっぽん! 第1話「いっぽん!

 

天才声優伊藤彩沙の演技が光る。稽古は辛いし、対して強くなれなかった、それでも未知にとって一本を取る気持ち良さは何物にも代えがたい経験であって、それを永遠に投げ技を決めたことで思い出す。思い出してしまう。ここのやるせなさと嬉しさの入り混じった未知の表情が本当に良くて...

日焼けすると痛いから海には行かなくても...と諭す早苗に対して食い気味の「海は行く!」って台詞からも、柔道だけじゃなくて青春も余さずやるぞ!ってところにこの作品の持つ眩しさがある。

初っ端から私情全開で申し訳ないんだけど、未知みたいに環境が変わる節目でそれまで続けてた競技を続けるかどうか悩んだことが過去にあって、自然と自分の境遇を重ねて観てしまった。

部活動(特に体育会系)って時間的制約も多いし体力根こそぎ持ってかれるし怠いし臭いしで私生活において毒でしかないんだけど、そこでしか得られない体験を追い求めてなんだかんだ続けちゃって、未知にとってのそれが「一本」であるように、自分にとっても簡単に割り切って捨てられないものが確かにあって、そんな事を考えてたら涙がボコボコ溢れて止まらなくなっちゃったんですよね。

次アニメの感想で自分語り始めたら本当に殺してください。俺の下らない人生の一幕でアニメの評価を落としたくないので。

 

 

みんな大好き南雲ステップ

 

 

 

 

 

 

 

■ツルネ -つながりの一射- 第6話「姫反り成る」

 

ツルネってどうせスカした男キャラが一生ネチネチした人間関係やってるアニメだろ?←はい残念。お前今2023年最萌キャラ3人取り溢したからね。

1期から存在感はありつつも目立った出番の無かった女子部員待望のメイン回。

特に印象に残ったのが試合中の回想シーン。日常風景の中で2人が他の1人の射を評価し合うって場面を3人分やるんだけど、これって部活で同じ時間を過ごす中で互いの性格や癖を理解していったからこそ出来ることで、作中の登場回数が少なくても3人が親密な関係を築いていることが分かる秀逸な場面だった。

女の子同士で、お揃いの握り革を巻きなさい(天皇)

男子の試合シーンでは草葉が舞うのに対して、女子は花弁が舞うのも華やかさと凛々しさを象徴していて映像的な美しさにも磨きがかかってた。

あと試合後に夕日の差す控室に脱力して座り込んでるカット、あれけいおん!のオマージュだよな?

この回は主人公の湊たちが「息合い」のヒントを掴む回でもあるんだけど、2期のツルネってこういう課題解決へのステップが丁寧でかつ冗長にならなくて、1期よりも弓道の本質に迫った内容になってたから見応えがあった。

 

 

ユーフォ3期も楽しみですね

 

 

 

 

 

 

 

 

江戸前エルフ 第9話「Time After Time」

 

Aパート、雨に関する江戸豆知識を交えながらの日常回。

「でもでもっ、ドローンさんだけ濡れちゃうのはかわいそうだよ!」←萌えすぎます!!!!!!!!!!!!

この作品、エルダと小糸と小柚子の3姉妹のような掛け合いが本当に楽しくて~...

Bパートで本殿の整理整頓中に発見した昔のビデオテープを再生して亡き母の姿を見る小糸。

ビデオテープをあげようかと問うエルダに対して小糸の「ううん、エルダが持ってて」は、自分よりもこの先老いずに高耳神社に残り続けるエルダ(ビデオテープに映る今と変わらないエルダの姿を見てこの意識が一層強くなってる)に過去、そして現在の思い出を託したいっていう小糸の想いが滲んでいて切ない...

Aパートを観返すと、雨が止んで外に駆け出す小金井姉妹が美しい静止画で切り出されるんだけど、そこにエルダは映ってなくて、少し離れた場所から寂しさの混じる表情で2人を眺めている構図に気付く。

『たまにするその顔 遠くに行ってしまいそうでさ 好きじゃなかった』.........

江戸前エルフ、デフォルメを多用した心地の良い日常コメディの中にも寿命差を意識させる描写が随所にあって、楽しいながらもしっとりと味のある作品でした。

 

 

ドーミーイン系列のホテルに泊まる時に使えるキャプ



 

 

 

 

 

■スキップとローファー 第6話「シトシト チカチカ」

 

天候描写が光る梅雨のお話。

志摩くんの急な欠席とその理由を案じてモヤモヤする美津未。ここらへん真面目な田舎娘感が如実に表れてて愛おしい。その純朴さで官僚は無理でしょ。

2人きりになった教室の息が詰まりそうなジメっとした陰鬱感の表現もすごかった。

互いの本心を打ち明けた所でパァッと日が差すのと同時に、志摩くんが放った「女の子とこんなふうにちゃんと友達になるの初めてかも」という台詞に真っ赤になる美津未。(ここマジで沸騰したやかんみたいな声出てて面白い)

青い温度の正体、見つけちまったなァ~~~~!

この回は地元の友達のふみちゃんからの恋バナで始まって、その時は"恋"を認識できていなかった美津未が最後にふみちゃんへ"恋"を自覚したことに対する苦しい言い訳を叫びながら終わる構成で、単話として綺麗に纏まってた。

スキローってひたすら岩倉美津未の感情の起伏にニタニタできてそれだけで満足度高いんだけど、周りの登場人物も善意に満ちててメチャクチャあったけえコミュニケーションが展開されるから得られる多幸感がすごい。

「ていうか思ってること話し合うみたいなこと?あんま意味感じないんだよね。」←志摩くんってもしかして俺?

 

 

冬の石川は海鮮が一段と美味しいですよ

 

 

 

 

 

 

 

■君は放課後インソムニア 第11話「夜明けの⼀番星」

 

ゥウウーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー(俺が眩しすぎるジュブナイル作品に脳を焼かれた時に出動する消防車)

同級生の女子と日中ずっとカメラ片手に歩き回って、帰ったら一緒に飯作って、洗濯して、襖を挟んだ部屋で寝泊まりして、え、新婚生活?あのさぁ~学生の本分は勉学であって~

見附島のロケハン中の伊咲の仕草一つ一つが微笑ましくて、2人の絶妙な距離感が小気味好くももどかしい。

見せ場のキスシーン、顔が崩落現場みたいにグチャグチャになっちゃった。ここの衝撃が強すぎて選出せざるを得なかった感はある。丸太が変にカッコつけずに「曲にキスされた!!」ってはしゃいでんのが等身大の高校生っぽさが出てていいね。

俺の人生にも曲伊咲インストールして全部やり直したい。でも中見丸太の気概溢れる精神も持ち合わせてないし運動神経も悪いからたぶん見向きもされなくて...

 

 

見附島先取り聖地巡礼(この4分後に震度6強地震が来て死にかけます)

 

 

 

 

 

 

 

BanG Dream! It's MyGO!!!!! 第7話「今日のライブが終わっても」

 

やっぱり今年一番爪痕を残したのってこの回なんじゃないかな...という意味での選出。

MyGOの物語における大きなターニングポイントでもあるし、単純にバンドリアニメのライブ演出の進化度合も目ぼしかった。

控え室で引きのカメラアングルでメンバー全体を映して足並みの揃わなさを一層強調させたり、3話の燈の一人称視点もそうだったけど、今までのシリーズになかった表現技法を試みてるのも新鮮だった。

体調が悪くてトイレに行ったと見せかけて大量のケータリングを抱えて戻って来る女、何?

ライブシーンの碧天伴走、これは5話で迷子のまま進むことを共に決心した愛音に向けた歌で、真っすぐなエールが込められた歌詞が沁みる。そして曲間、

「私は、必死にやるしかできない、だって、私の詩は心の叫びだから。」

CRYCHIC解散の原因が自分の歌唱にあると思ってる燈の中で「ボーカル必死過ぎ」っていう批評がずっと引っ掛かってて、以来歌うことに不安が付き纏ってたけど、結局燈にとっての自己表現の手法って詩しかなくて、迷子のまま進むことを決めた以上、心の叫びを詩に乗せて必死で歌うことしかできない。その一点突破の覚悟が現れた力強い訴えが胸に響いた。

そして楽奈のアルペジオから繋がる春日影。燈の体の奥から絞り出すような歌い方や、楽奈のアドレナリンで自然に口角が引き上がる姿が鮮やかに描かれてたのが印象的。曲の終盤に向けてメンバーのボルテージも高まり......あれ、一人様子がおかしいぞ...?

ここらへんのヒヤヒヤ感は正直リアタイしていて面白さが先行してしまった感はある。春日影で大喜利を楽しんだ人はそよさんのタワマンの床を舐めて謝ろう。

 

 

MyGO2期がハネてこれ実現してほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

■スパイ教室 第19話「File 《忘我》のアネット」

 

俺様、アニメ感想ブログを書きます!(SSスレ)

スパイ教室、最初はスパイものとしてちょっと粗が目立ちすぎでは...?と懐疑的だったけど、近代スパイ活劇を舞台装置とした美少女動物園だと割り切って観るとこれがなかなか味の濃い作品になってて一発で順応した。

制作側も自身がトンチキ萌えアニメであることに自覚的だから妙な信頼感が芽生えて、Season2まで来る頃にはキャラにも愛着が沸いてるからマジで何やっても面白い領域に到達しててすごい。

この回はアネットの当番回かつ半分おふざけみたいな回なんだけど、ちゃんと全員の見せ場を用意してるあたり律儀だな~と感心する。

エルナが回を追う毎に「不幸~」「の~」しか喋らないポケモンになっていくの滑稽すぎる。エルナちゃん削り器が灯専用拷問器具として今後登場したらアツイと思います。

お、お前は灯で誰が好きなんだよ......? え、普通にリリィだけど... うわっ!こいつエロじゃん!エロ!笑

 

 

あの有名Youtuberバキ童さんも絶賛するスパイ教室Season2

 

 



 

 

■好きな子がめがねを忘れた 第8話「好きな子と告白を見てしまった」

 

萌えの横暴。この回観ても全然顔動かなかったよ~って人はすぐに病院行ってください。表情筋からALSが進行してるので。

生足とかスカートたくし上げ、囁き声、水着、棒アイス、あらゆるシチュがこの1話に全部詰め込まれてて、性癖のブースターパックかな?

好きめがって本当に三重さんの可愛さだけでブン回せるだけの地力があるんだけど、加えて小村くんの中学生らしい純朴さと攻める所で攻めるガッツを持ち合わせてるキャラ性がすごく好感度高くて、シチュエ-ションの数だけ嬉しさが湧いて出てくる作品に仕上がってた。

この次の9話から2人の関係がグッと進展するのもラブコメ作品として本当に偉くて、だからこそまだ色恋に無自覚な三重さんを堪能できるこの回の価値も高まるんだよね。

たまに演出過剰なところが出るけど、小村くんから見た三重さんの眩しさを表現する光の差し方とかの技法はかなり効果的だったと思う。

 

 

中学の運動会の応援練習以来にデカイ声出たシーン

 

 

 

 

 

 

■MFゴースト 第8話「音声(ボイス)カウント」

 

ダウンヒルでのトヨタ86GT無双。

この回も含めて片桐夏向がやってる事ってそこら辺のなろう主人公とそう大差無いんだけど、藤原拓海の教え子っていう設定があらゆるテクニックの説得力になってて「まあそりゃ速いわなぁ...」ってビックリするくらいスッと受け入れられてしまう。(頭文字Dに触れてない人でも藤原拓海の名前とトヨタスプリンタートレノの外観は知ってるくらいだから)

今までが我慢の走りだった分、相手の意表を突いてスバッとオーバーテイクを決めるシーンの連発が爽快。

見せ場で流れるノリノリのBGMと実況の台詞回しが高揚感に拍車を掛けて気持ちイイ~!

レースアニメって開けてみるとレースしてない時間の方が長くて興が削がれることが多いから(またPAオリジナルアニメの話してる?)、こうやってレースシーンを主軸に置いて順位争いの駆け引きで盛り上げさせてくれる作品は素直に嬉しい。

それと西園寺恋の存在も普段のレース外の夏向の人となりを知る上でけっこう重要な役割なんだよね。ちゃんと萌えもカバーできてるし。あっ?!お前今女キャラ要らなくね?って言ったな?ちょっと表出ろよ

 

 

作中最萌キャラ



 

 

 

 

■攻略うぉんてっど!~異世界救います!?~ 第12話「最終章 ノアを救う」

 

ゲーム世界滅亡の危機に救世主エンヤァが立ち向かう!...のではなく、自分を庇って消滅しかけるイノーのピンチに孤軍奮闘する最終回。

ゲーム世界になかなか馴染めなかったエンヤァが、イノーの影響もあってか一時停止とフォトモードを駆使した戦法まで用いるようになって、最後に鬼難易度横スクロールダンジョンに挑むっていう、ここまでゲーム世界ならではの描写を大切にしてきた本作らしい盛り上げ方。

2話で痛い目にあったニワトリトラップの火力を逆手に取ってダメージの通らないラスボスを打ち負かすの、熱すぎ!

この2人、憎まれ口を叩き合いながらも互いに相手の見えない所では向こうを慮る姿勢が見えてすごく魅力的なコンビだった。中国って儒教の源流だからこういう師弟愛描かせたらメチャメチャ強いのかもしれない。

救世主に頼らずゲーム世界の住人だけの力で世界を救うって結末も希望のある終わり方で良かったと思う。

じゃあ結局救世主って一体何だったんだ?異世界救ってないじゃん!って意見もあるけど、タイトルやあらすじでも「異世界救います!?」「異世界を救う大冒険が始まる――!?」って疑問形で終わってるから異世界救うとは明言してないし...(え~...)

 

 

サイコパスの回答】:もう一度レゾナンス・レゾナンスを聴けると思ったから

 

 

 

虹6th 愛知DAY1 感想

行ってきた。

日曜日はウマ娘の脱出ゲームだけ行って帰宅したのでDAY1のみの参加です。

 

以下、ソロ新曲の感想

 

 

◾︎小悪魔LOVE♡

初披露曲で初日だし今回は大人しく“凝”に徹するか…→萌え萌え電波4つ打ちポップスで無事陥落

サビ後半にウキウキでクラップ打ってるの周りで俺だけで心細かった。

 

 

◾︎咬福論

ウワーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!

 

 

◾︎背伸びしたって

カワイさともどかしさの入り混じった表情の作り方が巧い。階段使った演出も良かった。

いつにも増して髪型とメイクがキマってたと思う。あくまでメイクさんの腕前に対する評価です。

 

 

◾︎Request for U

ステージの段差部分に座って脚パタパタさせたりデートしてる時の愛さんっぽいな〜って仕草が印象的だった。

終始ステージ右側で演じてくれたからずっと近くで観れて嬉しかったな~

 

 

◾︎私はマグネット

璃奈のビジュアルだと衣装のチューブトップ?のゆるっと平坦だった部分に雄大な起伏が発生しててビックリして泣いちゃった。

 

 

◾︎Cooking with Love

アラサー女性声優のツインテール+地雷服 ホンマにありがとう!!!

 

 

◾︎Walking Dream

ステージ上のアイコンの飾りの裏に隠れながら顔だけ出して双眼鏡覗く絵面おもしろすぎ。

ファンク基調のリズムが大好きなのでずっとクネクネしてた。

 

 

◾︎My Shadow

ダンスの技量は流石。大腿部を強調する振り付けが多かったから衣装投票でパンツ型の衣装が選ばれてたら大騒ぎになってたと思う。

 

 

◾︎Lemonade

派手めのステップの時とかターンの時とかに控えめにスカート押えてたのはミアに残る羞恥心の表現だったのかな?

どちらにせよ、その、不覚にも……

 

 

◾︎恋するSunflower

自分の中では終わった過去の恋に想いを馳せる失恋ソングだと思ってて、今回のパフォーマンスの表情や振りを見てるとあながち間違いでは無いのでは?と感じた。

相変わらず高音のピッチの正確さが抜群で安心して聴けるな〜 MCくらいシャキッと喋れよ(豹変)

 

 

◾︎5201314

バックダンサーとか花火とかのステージ演出が豪快だった。

5thの時より歌唱力が数段上がってて感心した。単純にEutopiaが激ムズ楽曲なだけかもしれんが...

 

 

◾︎チェリーボム

圧巻だった。曲終わった後の鳴り止まない拍手が全部物語ってたと思う。

ロングトーンの力強さとかクッキリした発声とか、ミュージカル畑で培った技量が遺憾無く発揮されてた。

大谷翔平の次に体格恵まれてると思う。

 

 

 

以下、その他印象に残った曲

 

◾︎Fly with you!!

新譜表題曲。今回のライブのメインテーマが「愛の交換」ってことで、アニメ2期の終盤でも特に強調して描かれてたけど、演じる側と観る側との間で交わされるエール、言い換えれば愛の双方向性から成るアイドル像って虹ヶ咲がやりたい一つの大きなテーマだと思ってて、それを正面から詩にした本当に良いテーマソング。

壮大なストリングスと重みのあるベースもライブ映えして感動的でした。

 

 

◾︎Waku Waku Monday Morning

小泉萌香の脚の長さ活かしてチェック柄ミニスカとルーズソックス履かせね?←もうこいつ次の天皇でいいよ

 

 

◾︎Go Our Way!

クソ楽しい

キトアカの意外にも引き締まったウエストがさあ!!

 

 

◾︎Margaret

「あなた(君)のために」「理想で完璧な自分」を追い求める曲と「素顔のありのままの自分」を肯定する曲を同じ日に演るの、ヤバ〜…

ずっと思ってたけど曲調明らかにスピッツ感あるよな?

 

 

◾︎わちゅごなどぅー

全部出た

 

 

◾︎小泉萌香のMC

いい加減にしろ

 

 

◾︎田中ちえ美の喉

大事にしてほしい。女性声優の喉って俺の命5個分くらいの価値あるから。

 

 

◾︎宿泊先のカプセルホテル

大浴場にオタクしか居なかった。

 

 

 

横浜も両日行くので楽しみましょう。

 

2023年冬アニメ1話感想

 

■転生王女と天才令嬢の魔法革命

声優業界を干された烏丸千歳が異世界に転生して大暴れするお話

安っぽい百合展開になったら嫌だな~って思ってたら公式が王宮百合ファンタジーです!!って声高らかに宣言しててしばらく横になった

 

 

■Buddy Daddies

胸とケツがデカい女が出てこないスパイファミリー

娘の設定が「元気で物怖じしない天真爛漫な女の子」らしいけど目の前で人がバンバン死んでるのに頑なに笑顔崩さないのは常軌を逸してると思う

 

 

■犬になったら好きな人に拾われた。

もう7分短くできませんか?

 

 

■トモちゃんは女の子!

ウーン...(気絶)

 

 

■シュガーアップル・フェアリーテイル

飯塚晴子の線の細かいキャラデザが大好きで~...

なんとなく嫌な予感して公式覗いたらキャラクター紹介が男で埋まっててしばらく横になった

 

 

■スパイ教室

乳がデカすぎるのだわ!!!!(椿しらら)

 

 

■お兄ちゃんはおしまい!

中途半端に「俺ら作画への拘り凄いやろ?(笑)」感出されると冷めるんだけどこの作品に関してはそういう領域を遥かに超えてて終始ドン引きしてた

まひろが女子中学生になったのを身の丈に合った位置に収まった感じがして気分が楽って形容してるの、物語の進め方としては爽快感があっていいんだろうけど観てるこっち側からするとこんな悲しい表現の仕方ってないと思う

アニメキャラが下着を買いに行くシーンが流れるともれなく鼻の穴マンホールくらいに拡がる

 

 

■ツルネ ―つながりの一射―

オマンコ乾く暇ない

 

 

■にじよん あにめーしょん

もう24分長くできませんか?

 

 

■最強陰陽師異世界転生記

だってよ......ゆみり.........チンコが!!!

主人公が身内から蔑まれるタイプの作品あんまり好きじゃない

でも小間使いの女が好色の眼差しを向けられるシーンは大好き

 

 

■冰剣の魔術師が世界を統べる

OPが鈴木このみASCAのハイブリットっぽい(アニソン評論家)

いきなりサンシャイン池崎のモノマネ芸人出てきてビックリした そういうのはコロコロコミックとかでやってほしい

 

 

■お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件

project No.9ラノベ原作アニメだな~って感じのスカしたキャラ像と会話劇

こんな都合のいい女現実にいないだろ

え?

いないよ?(ウエストランド井口)

 

 

■老後に備えて異世界で8万枚の金貨を貯めます

最近こういう神経が図太い女が主役の異世界モノが馴染んできた

長江里加がメインで台詞ブン回しながらストーリー展開する作品って今まで無かったと思うけど結構やれてたと思う

漫画読んでみたら主人公が結婚して子供産んだら正社員辞めるから~みたいな勘定してて拳に力みなぎってきた

 

 

ツンデレ悪役令嬢リーゼロッテと実況の遠藤くんと解説の小林さん

花澤香菜がうるさいアニメその26

まじこいって聞くとみなとそふとのゲームの方思い出しちゃうんだよな 俺は一子が好きでした

 

 

■あやかしトライアングル

市ノ瀬加那の幼馴染ショートボブヒロインって日本の幸福度の向上に貢献してるらしいです

エロ規制入ると西成の銭湯で場所取り用の桶どかされてキレるジジイみたいな声出る

 

 

■もういっぽん!

劇伴よし、セリフの間よし、組み合い作画よしの完璧な1話

そこそこ真面目に部活動に取り組んでた人間にとってはかなりクるものがある

少数精鋭の女子高生スポ根アニメだといわかける!が記憶に新しいけどこっちは青春の淡さの描写に重きを置いた感じで非常に楽しみ

俺ももう良識の備わった大人なのでアニメキャラに対して臭そうとか無思慮な物言いは二度としません

 

 

■便利屋斎藤さん、異世界に行く

女戦士さん四六時中甲冑着たまんまだから中身絶対臭いと思う

作画が綺麗なのに主人公がモブ顔なのずっと気になる 

てかゲーム世界への転生でもないのにレベルと蘇生の概念あるのおかしくない?

 

 

■魔王学院の不適合者2

鈴木達央が声優学院退学になって若干心配だったけど違和感無かった

1話からフルスロットルで飛ばしててキャラの名前2割しか覚えられなかったからもう少しジジイに易しい設計にしてほしい

勇者学院の淫夢厨みたいな喋り方するヤツ好き

 

 

■久保さんは僕を許さない

ウーン...(気絶)

 

 

■人間不信の冒険者たちが世界を救うようです

神官だけ人間不信に陥るエピソードが胸糞悪すぎる

初回からメインキャラのバックボーンをわりと丁寧に説明していたので思ったより堅実な作風なのかもしれない

なろう作品の中で一番期待してます

 

 

■ノケモノたちの夜

対価を払って悪魔と契約したり悪魔を退治したりするアニメ

 

 

■防振り2

最近になって1期観始めた(最後方からの競馬)けど2期になっても偽衛宮士郎が解雇されてなくてビックリした

朝起き抜けに視聴すると丁度いい情報量が丁度いい濃度で脳に入ってくるのでオススメです

 

 

■アルスの巨獣

オリジナルアニメらしいけど画風と設定がメチャクチャ古臭くてちょっと心配になる

 

  

進化前?

 

 

TRIGUN STAMPEDE

気合入ってんな~って感じのCGアニメーション

表情がコロコロ変化したりリアクションがオーバーだったりするのがRWBYとかの海外アニメを彷彿とさせる

主人公のグラサンが輪郭に比べて大きすぎてとぼけた印象が拭えないから原作のサイズでよかったと思う ラジオネームこだわりメガネくんさんからのお便りでした

 

 

 

話数単位で選ぶ、2022年TVアニメ10選

大した本数観てないだろって話になるんだけど、好きなアニメを共有する楽しさには抗えないので素直に本能に従って書き連ねます。

 

■「話数単位で選ぶ、2022年TVアニメ10選」ルール
・2022年1月1日~12月31日までに放送されたTVアニメ(再放送を除く)から選定。
・1作品につき上限1話。
・順位は付けない。
・集計対象は2022年中に公開されたものとします。

企画元:https://aninado.com/archives/2022/12/02/940/

 

 

 

 

■明日ちゃんのセーラー服 第7話「聴かせてください」

 

蛇森さんが明日小路という才能の集合体の期待に応えるべく奮闘するお話。

下手にカッコつけようとせずに、自分に出来る身近なことから少しずつやっていけばいいっていう中学生らしい葛藤の解決のヒントを6話までほぼ出番の無かったルームメイトの戸鹿野さんから貰うってのが良いね。

言わずもがな夕暮れの教室で蛇森さんがたどたどしくギターを弾き語るシーンは後世に遺したい映像作品。

スピッツはそんなに真剣に聴いてきた訳ではないんだけど、恋する凡人みたいな泥臭い曲が結構好きだったりします(誰も聞いてねーよ!)(オードリー春日)

 

 

■ヒーラー・ガール 第3話「お掃除、ラン・ラン・ラン」

 

モブの治療回ばかりでそれまでパッとしなかった本作の評価を一変するきっかけになった回。

試験勉強でノイローゼになった3人がBパートほぼ全編通してセリフがミュージカル調になってるのと、リレーの最後で全力疾走して1位をかっさらう森嶋響さんの絵面が痛快すぎる。

1,2話は世界観を理解しようとするほうに意識が向いていたので、Aパートの3人の小気味好いやりとりを純粋に楽しめたのも良かった。

この回に限らず全編通してキャラの会話劇のテンポの良さが抜群で、とにかく観ていて気持ちの良いアニメを作ってるな~と感心する場面が多かったです。

神様 仏様 響ちゃんま

 

 

 

■怪人開発部の黒井津さん 第2話「闇の湯壺で貪り合う悪鬼の叫びを耳に眠る、伝説の名を持つ地獄の使徒は、恐怖を携えてこの地に目覚める」

 

まずAパートの出張エピソードでメギストス様の有能さ、器のデカさ、お茶目さがふんだんに詰め込まれててこれだけでも満足度が高いんだけど、Bパートのカノンくん製作工程が怪人開発部のお仕事紹介エピソードとして凄く良く機能してた。

社内の色んなセクションの意見を集約して予算を加味しながら成果物を作る過程なんかは工場長が黒井津さんの仕事への姿勢を褒めるシーンも含めてここ数年のお仕事アニメの中でいちばん労働現場の解像度が高かったんじゃないかと思う。

最後に実写のカノンくんが爆発で吹き飛ぶカットは今年唯一声出して笑ったシーンかも。

 

 

 

 

虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会(第2期)第5話「開幕!ドリームランド↑↑(*'▽')」

 

オ~オ~オ~オ~オオ~オオオオ~オ~~~(とんぼ)

俺たちが見たかった虹ヶ咲学園が帰ってきた。

アニメ版ストーリーにおけるA・ZU・NA結成エピソードなんだけど、キャラの奇行が目立ってかなり奇天烈な回に仕上がってる。

こういうしつこくない塩梅で深夜アニメ然としたキャラ萌え要素を効果的に配分してくれるのがこのアニメの大好きな点です。他のシリーズ作品にケチを付ける訳ではないんだけど。

表現者として次のステージに進もうとするしずくの物語の筈なのに、好き放題やってる上原さんがどうしても強烈に印象に残ってしまう。

奇抜さが目立つ回だけどアイドル活動を通じて自分の好きな事、ひいては自分自身を表現したいっていう虹ヶ咲の物語の主軸からは外れてなくて、寧ろこの回がいちばんその衝動に忠実なまであるんだよね。

アニメ虹ヶ咲は1期、2期通してアイドル活動そのものに押しつけがましい部分がほとんど無いので、本当にストレス無く観ることができました。決して他のシリーズ作品にケチを付ける訳ではないんだけど。

 

 

 

■ルミナスウィッチーズ 第6話「夢色コントレイル」

 

最初に白状しておくと俺はこの作品を観始めるまでウィッチーズシリーズは未視聴だったので、色眼鏡無しで本作に向き合うことができたのは良い体験だったと思う。

この6話は突出して出来が良くて、マリアとマナの人となりを紹介する当番回の役割を持ちながら、理論派と感覚派の衝突・和解・歩み寄りによるパフォーマンスの昇華の過程が丁寧に描かれてた。

あとは窓から演目図を投げ捨てるシーンとか、夕日と挿入歌をバックに2人でアクロバット飛行するシーンとか、随所で演出が光ってた印象。

最後にマリアが開き直って自分の飛行能力の無さをフォローしてもらうために隊の訓練メニューを難化させたのも潔すぎて好きな締め方です。

マリアの声優、ド新人なんだろうけど泣き演技がメチャクチャ上手かったし、唯一無二の声色だと思うので色んな作品に出てほしい。出せ。

 

 

 

■Extreme Hearts 第9話「SNOW WOLF」 

 

スポ根作品として観れば1話フルで使って決勝を闘った11話が挙がるんだろうけど、ここはスノーウルフの登場から試合の決着までを描き切った9話を挙げたい。

8話分の積み重ねがあるRISEに対して、前話で簡単な紹介はあったもののほぼ初めましてのスノーウルフにここまで試合に負けてほしくないという感情を抱かせた話作りは素直に賞賛したい。

ポッと出のキャラに感情移入するのって相当綿密な設定がないと難しいんだけど、河川敷での葉山所長との邂逅とか、苦学生みたいな生活してて食い意地が張ってたりだとか、ミシェルとアシュリーのバディ感とか、キャラに愛着を湧かせる要素作りが上手いな~と感心した。

作中で先の大会の存在が明示されてるから話の広げ方はいくらでもあると思うので続編に期待したい。

 

 

 

サマータイムレンダ 第25話「ただいま」

 

息を吞む展開が続く本編でようやく最後に平和な日常を勝ち取った主人公の慎平とその周辺の、文字通り大団円のアフターストーリー。

これは兼ねてから口にしてるんだけど、2クール以上続くサスペンス・バトル系統の作品のエピローグは丸々1話使ってでも丁寧に描くべきだと思う。物語の満足度に直結するので(その観点だとエイティシックス最終話も凄く良かった)

ちょっと上手く出来過ぎなハッピーエンドも、これまでの難易度ハードコアな展開を踏まえるとどれも嬉しさが勝って快く受け入れられた。

離島の夏の風景が、田舎の心地良い閉塞感(実際はそんなもの無いんですが...)と共に随所に美しく描かれてて、これ以上無いくらいに綺麗な物語の締め方だったと思う。

あと小舟澪が最初から最後までメチャクチャ好きなキャラクターやってくれてたのがだいぶデカいです。

オマエ純真無垢な幼馴染負けヒロインが好きなの中学の時から変わってねぇな~(同窓会)

 

 

 

■不徳のギルド 第7話「ムリゲー/ミントアイス」

 

トキシッコ

嗚呼トキシッコ・

ダナーさん

[曽我、仁徳の一句]

 

モンスターに蹂躙されたり、トンデモ展開で服が弾け飛んだりしてエロが展開される今作において、ヒロインが自らの意思に基づいてそういうシチュエーションに持ち込む展開は予想の斜め上だったので衝撃的だった。

ヨケグモとの戦闘シーンもそこらへんのバトルアニメのクオリティを凌駕しうる出来栄えで、この作品のポテンシャルの高さを改めて実感した回。

なんだかんだパーティーの仲間の戦闘適正や身の安全を第一に考えて行動するキクルの人徳が全話通して光ってた。これもう道徳のギルドだろ。

エロを抜きにしてもギャグの鋭さが全話見応えのある傑作なので、女性への性的搾取に特に抵抗無いよって方は観た方がいいです。

 

 

 

■ぼっち・ざ・ろっく 第5話「飛べない魚」

 

オーディション回。

たぶんインターネットに星の数ほど感想が上がってるからあんまり詳しく書きたくないんだけど、後藤ひとりのバンドを続ける根源的な欲求がチヤホヤされたいっていう超個人的な理由であることをはっきり言語化できてたのが良かった。

自分の好きなバンドが言ってた事だけど、ロックバンドが音楽を続けていく理由ってメンバー自分自身のため以外に無いほうが良いに決まってるので。

山田リョウのビジュアルがド好みなの絶対バレたくない。

 

 

 

アオアシ 第24話「これから」

 

リアタイしてた訳じゃないんだけど、漫画の評判が良いのとブルーロックを見て純粋な団体競技としてのサッカーをアニメで見たくなったので視聴。

素人にも飲み込みやすいように戦術のイロハを噛み砕いて説明した上で地に足の着いたサッカーをやってるので非常に視聴しやすかった。

試合シーンはどの回切り取ってもおもしろいんだけどやっぱりDFとしての葦人の成長の集大成でもある最終話のゴールシーンが脳汁ドバドバモンで最高だった。

一条花と海堂杏里のヒロイン対決、W杯決勝よりアツい。

 

 

 

以下、その他候補作品群

 

■スローループ 第11話「大切なもの」

■であいもん 第6話「芋名月

■まちカドまぞく 2丁目 第6話「夕日の誓い! まぞくたちの進む道」

■恋は世界征服のあとで 第2話「デートの真理」

■よふかしのうた 第4話「せまくない?」

リコリス・リコイル 第3話「More haste, less speed」

■シャインポスト 第6話「聖舞理王は<<褒められたい>>」

ヤマノススメ Next Summit 第12話「行こう!新しい頂きへ」

■アキバ冥途戦争 第10話「メイド心中 電気街を濡らす涙雨」

■Do It Yourself!!第12話「DIYって、どんなときも・いつまでも・ゆうじょう!」

 

閉められた外鍵

大学の同級生の結婚式に出席してきた。

そいつとは在学中に一緒に深夜まで麻雀をしたり、学食で大声でアニメの感想を言い合ったり、エロ絵師の版画展に行って買いもしないのに版画の値段を聞きまくったり、よく一緒に遊んでもらった思い出がある。

卒業後はほとんど連絡を取ってなかったから、式に招待を貰えたことがまず嬉しかったし、同じく招待された同期に会えるのも凄く楽しみだった。

荘厳なチャペルで開かれた式は本当に感動的で、素直に新郎の幸せを心から願ってる自分がいた。

でもそいつも同期も、皆揃って番いを見つけて、家庭を一つ背負えるほどの成熟したメンタリティを既に身に付けてた。

いつの間にかライフステージの高い段まで登っていった彼らとの人生経験の厚みの差が、披露宴会場の丸テーブルの上にニュイ〜ン…と可視化される形で表示されたような気がした。

そしてスクリーンには新郎新婦の過去の思い出の写真とか、お世話になった人への感謝の言葉だとか、今日の式のダイジェストムービーだとかが流れ始める。

俺にはそれが正解発表のVTRにしか見えなかった。

周りにいる人間はみんな正解のマークが書いてある部屋に入ってるのに、不正解の部屋でのうのうと寝そべってるのは俺だけで、

どんなに自分の生き方に自信を持とうとしても、こっちのドアを開けてしまった不安感と、今更足掻いてどうにもならない無力感から逃れられない。

でもそうなったのも全部自分の選択が招いた結果なので、後悔という二文字が頭の中に浮かんでくる前に思考をシャットダウンしてなんとか生活をしている。

始まったのなら貫くのみって、こういうこと?

蓄積

ここ数ヶ月の食生活について

 

【朝】

以下の食材を皿の上でグチャグチャに混ぜて食う。

 

オールブラン 40g

・ヨーグルト 1カップ

・バナナ 1本

 

 

【昼】

以下の食材を炊飯器にぶち込む。

 

(2食分)

・米 1+1/4合

・鶏むね肉 380g

・オクラ 6本

・乾燥しいたけ 16g

・乾燥わかめ 7g

・みりん 50ml

ほんだし顆粒 8g

・醤油 大さじ2

 

寝る前に炊いて朝になったら回収してタッパに詰めて昼に食う。味は良い。

 

 

【夜】

・米 1合

・鶏むね肉 270g

・ブラックペッパー 適量

 

〜日替り味付けローテ〜

ごま油→わさび醤油→めんつゆ→味噌→焼肉のタレ→ポン酢

 

肉は低温調理器にかける。61℃ -70分。

 

 

【その他】

プロテイン 30g ×2回

・粉飴 45g

・生くるみ 6粒

・調整豆乳 200ml

 

 

 

これで1日2700kcalくらい?分からん。

浮いた食費を投信に回すと良いと思います。

悔恨

祖母が亡くなった。

療養中の飛び降り自殺だったらしい。

事実を知ったのは亡くなった日の翌朝だった。

会社に連絡して仕事を休ませてもらい、通夜と葬儀を先ほど終えた。

 

ここ数年祖母とは毎年の正月とお盆に顔を合わせる程度だったけど、昔は俺含めた孫をデパートやらゲームセンターやら色んな所に連れて行ってくれた。

親戚が集まる日に祖母が振る舞うクソほど皮がデカい餃子が俺は大好きだった。

 

今年の正月も自宅で療養していたらしいが、なんとなく気分が乗らず社会情勢を理由にして家を訪ねなかった。

新しい仕事の話とか、最近ハマってる趣味の話とか、話したいことがたくさんあったのに。

 

大切な人に今の自分を伝えきれないまま先立たれるのはとても悲しい。

自分にとって親しい間柄だったと言える人の中に今ある「俺」って一体いつのバージョンのまま止まってんだろう?とか、そんな事ばかり考えてしまう。

それをアップデートできる機会なんて自分から動かなきゃこの先やって来ないのに。

正月に祖母に会いに行けなかった事を俺はずっと後悔しながら生きていくんだと思う。これから一生。